2018ワールドカップロシア大会。
日本が強豪で格上のコロンビア相手に劇的勝利を収め日本中が本当に盛り上がっています!
私もゴールを決めたときは大興奮でした!
開始3分でコロンビアにレッドカードが出て完全に流れを引き寄せましたね。
10人となったコロンビアに対し完全に日本ペースで試合を進め見事勝利しました!
この試合でのキーポイントとなったのは、やはり開始早々にレッドカードで出たシーンですね。
コロンビアにレッドカードが出たのはなぜだったのでしょうか?
イエローカードとレッドカード
イエローカードとは
非紳士的行為を行った選手に対し警告を宣言するときに提示されます。
次に同じ行為を行うと何らかの措置をとる。という意味合いで使われます。
イエローカードが提示されるのは主に
- 反スポーツ的行為を犯す
- 言葉または行動によって意義を示す
- 繰り返し競技規則に違反する
- プレーの再開を遅らせる
- コーナーキック、フリーキックでプレーを再開するとき、規定の距離を守らない
- 主審の承認を得ずにフィールドに入る、または復帰する
- 主審の承認を得ずに意図的にフィールドから離れる
Wikipediaより
以上の場合となります。
また、2つ目の警告(イエローカードが2度提示)がされると退場となります。
レッドカードとは
特に悪質な反則を行った選手に対し、退場処分を言い渡す際に提示されます。
レッドカードが提示されるのは主に
- 著しく不正なプレー
- 乱暴な行為
- つばを吐く
- 決定的な場面における意図的に手を使っての得点機会阻止(ゴールキーパーを除くが、ペナルティーエリア外で犯すと有り得る)
- フリーキック、ペナルティーキックに相当する反則での得点機会阻止(前記と同じく、決定的な場面に多い)
- 侮辱行為
- 同一試合中に警告(イエローカード)を2回受けた場合(つまり再度のイエロー=レッドカードになる)この場合、その試合1枚目のイエローカードも含め、累積警告は加算しない。
Wikipediaより
以上の場合となります。
[コロンビア]カルロス・サンチェス選手の場合
今回のカルロス・サンチェス選手のレッドカードは規定内の
- 決定的な場面における意図的に手を使っての得点機会阻止(ゴールキーパーを除くが、ペナルティーエリア外で犯すと有り得る)
に該当すると考えられます。
ここでポイントなのが2つ
「決定的場面で」と「意図的に」という点です。
サッカーの場合ハンドはファールではありますが
ハンド=レッドカードというわけではありません。
つまり今回のハンドの場面では
キーパーが弾いたこぼれ球に飛び込んだ香川選手のシュートは決定的でした。
(ハンドがなければほぼ確実にゴールが決まっていた)
さらにサンチェス選手の動きはゴールを阻止しようと手を出してるように見えます。
これはサッカーの規定上レッドカードが出てもおかしくありません。
最終的な判断は主審の考え方にもよりますが
今回のレッドカードは妥当だったのではないでしょうか。
まとめ
- ハンド=レッドカードではない。
- 決定的場面かつ意図的と判断されるとレッドカードとなる。