美容室のカラーと市販のセルフカラーの違いは?メリット、デメリットを解説

誰しも一度は自分でカラー(セルフカラー)ってしたことあるのではないでしょうか。

特に新型コロナウイルスの影響で美容室に行けず自分で染めてしまった方は多いのではないでしょうか。

そこでふと市販のカラーと美容室のカラー何が違うのか気になりますよね。

今回はそんな市販のお家で染めるカラー(セルフカラー)の違いやメリットデメリットについて見ていきましょう。

目次

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市販のカラー(セルフカラー)と美容室のカラー仕組みはほぼ一緒!?

実は市販のカラー(セルフカラー)と美容室のカラー仕組みはほぼ一緒なんです。

ざっくりとカラー剤成分を見ると

  • 染料
  • アルカリ剤
  • 過酸化水素水
  • コンディショニング成分

この4つで構成されています。

この中で市販のカラー剤と美容室のカラー剤で大きく変わるのが

アルカリ剤と過酸化水素水です

アルカリ剤と過酸化水素水とは何ぞやということなんですが、

市販のカラー剤を使ったことある方ならわかると思いますが

クリーム状の薬(1剤)がアルカリ剤で液体上の薬(2剤)が過酸化水素水です。

ここからはその違いについて見ていきましょう。

市販のカラーと美容室のカラーのアルカリ剤の違い

市販のカラーと美容室のカラーのアルカリ剤の違いとしては

揮発性か不揮発性かということです。

ちなみに市販のカラー剤が不揮発性で美容室のカラー剤が揮発性です。

アルカリ剤とは髪を染めるときに必要なんですが

本来髪も地肌も弱酸性なのでアルカリはダメージの元です。

なので揮発性の方が塗ってる側から飛んでってくれるので髪と地肌には揮発性の方がいいわけです。

美容室のカラーが目にしみたり、ちょっとツンとした匂いがするのはそのせいなんです。

逆に市販のカラー剤は臭かったり目にしみたりすると売れないので不揮発性のものを使っているわけです。

しかし、ダメージの元であるアルカリが必要以上に髪や地肌に残ってしまうので髪や頭皮にはやさしくないのです。

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市販のカラーと美容室のカラーの過酸化水素水の違い

過酸化水素水は日本で使われているほとんどが1.5%~6%です。

とてもざっくりいうと1.5%は髪を明るくする力が弱く髪の負担が少ない、6%は髪を明るくする力が強く髪の負担が大きい。

市販のカラー剤はすべて6%です。

つまり髪への負担が大きいのです(ダメージする)

なぜ市販のカラー剤は6%のみなのかというと

カラーはそもそも髪を明るくして色を入れるということを同時に行っています。

市販のカラーはプロがやるように髪の塗り分けを想定していないので

いったんしっかり明るくして色を入れる。という考え方の元作られています。

これにより簡単にムラが出来ずらくなります。

しかし、美容室のカラーは必要最低限明るくして色を入れるという考えで施術していきます。

つまりカラー剤を塗り分けることによって、すでに明るくなっているところには必要以上にダメージさせないようにしているんですね。

この細かい調整が聞くのが美容室のカラーなわけです。

薬の違いはあるものの一番は技術

薬自体の違いはこの2つが大きな違いです。

あとはデザイン性や薬の調合塗り分けといった技術的な部分が大きく変わってきます。

お客さん1人1人に合わせて何種類ものカラー剤を調合してオーダーメイドに考えその時の状態、好みに合わせたオーダーメイドの薬剤を選定してカラーをしてくれる。

ここが大きな違いなのではないでしょうか!

メリット、デメリットまとめ

最後に市販のカラーと美容室のカラーのメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット デメリット
市販のカラー 安い、とにかく安い 傷む、大変
美容室のカラー キレイに染まる、ダメージが少ない、楽 コストがかかる

セルフカラーは安くて料金だけを見ると魅力的ですが

やはりご自身の髪を綺麗に保つのはプロに任せた方がよさそうですね!

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