20代になってからニキビができたというと
「ニキビって言っていいのは10代までだよ!20代からは吹き出物だよ~」
って言ってくる人いますよね。。
私はすごく嫌いです。
あれってどうゆうつもりで言ってるんですかね、、
特に会話も盛り上がらないし、誰も得しない、とっても無意味なくだり。
いじわるか、よっぽど暇な人なんでしょう。
そんな個人的意見はさておき
実際、ニキビと吹き出物って違いはあるんですかね?
気になったので調べてみました!!
ニキビと吹き出物の違い
10代にできるものをニキビ、それ以降にできるものを吹き出物とよく言われていますが、
どちらも俗称で医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患です。
つまり、呼び方が異なるだけでどちらも同じ疾患ということです!
尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)
ざ瘡とは、皮脂が毛穴に詰まった状態を初期の発疹とし、
赤いブツブツ、水ぶくれや膿、さらに悪化すると、嚢腫(のうしゅ)や硬結(こうけつ)といった
皮脂の下に膿のたまった袋ができたり硬く大きく触れる状態が作られる慢性的な皮膚疾患のことを指します。
炎症が収まった後も色素沈着や皮膚の隆起など跡が残ることがあります。
ざ瘡にはさまざまな種類がありますが、
思春期以降に発症し主に顔や胸・背中にできるもので、
細菌の増殖や内分泌的な因子、角化異常(皮膚の角質が異常に厚くなった状態)など
要因が複雑に絡み合って起こるものを「尋常性ざ瘡」といいます。
ではなぜ同じ「尋常性ざ瘡」なのに異なる呼び方になったのでしょう。。
尋常性ざ瘡は、毛穴の中で皮脂が過剰に溜まり
アクネ菌などといった細菌が異常に増殖した結果、炎症を起こしてしまいます。
これは、思春期にできるニキビも大人ニキビといわれる吹き出物も同じです。
しかし、思春期とそれ以降の皮脂の過剰分泌の原因に少し違いがあります。
ニキビの原因
思春期になると、ホルモンが活発に分泌されるようになります。
ホルモンとういのは体に大きな影響を及ぼします。
これにより、思春期には皮脂量が増えやすくなります。
その結果、過剰分泌された皮脂が毛穴につまりニキビが出来てしまいます。
特におでこや鼻などのTゾーンは皮脂の分泌が多く
思春期のニキビはおでこや鼻にできることが多いようです。
吹き出物の原因
吹き出物は思春期のニキビとは違い、肌の新陳代謝である「ターンオーバー」の乱れが原因であることが多いです。
肌は一定の周期で新しい皮膚が押しあがり、肌表面にある古い角質がはがれ落ちるという「ターンオーバー」を繰り返しています。
しかし、ターンオーバーが乱れると古い角質が皮膚の表面に蓄積していき余分な皮脂が排出されずに毛穴にたまってしまいます。
これによりニキビができてしまいます。
乾燥や過度なストレスや睡眠不足などの生活習慣の乱れが「ターンオーバー」の乱れる原因です。
ニキビはTゾーンでしたが吹き出物の場合は、口周りやフェイスラインなどにできやすいです。
予防方法
ニキビや吹き出物は過剰な皮脂が毛穴にたまることが原因のため、皮脂が増えすぎないようにし、肌を清潔に保つことが重要です。
思春期ニキビの場合はホルモンバランスの影響で皮脂が過剰に分泌されているので、洗顔や油取り紙などで余分な皮脂が出すぎないようにすることが大切です。
吹き出物(大人ニキビ)の場合は洗顔で肌を清潔に保つとともに
化粧水や乳液などで保湿ケアをしっかり行い乾燥を防ぐ。
また、規則正しい生活を送るなどの生活習慣の見直しをすることも忘れないようにしましょう!