白髪というと40代ごろからのイメージですが、20代30代からでてきて悩んでる方も多いのではないでしょうか?
私もアラサーですが、もう少しずつ白髪が目立ちはじめています。いざ、自分の頭に白髪を見つけるとやはり嫌なものですね。
そこで、今からでもはじめられる予防、改善方法を紹介したいと思います。
白髪になるメカニズム
髪の毛は毛母細胞によって作り出されます。そこにはメラノサイトという色素細胞があり、その働きによってメラニン色素が生成されます。そのメラニン色素と合成され髪の毛は黒色になっているのです。黒髪は髪の毛が作り出される過程で、黒色に染められて生えてきているのです。
白髪になるというのは、メラノサイトがメラニン色素を作り出せなかった時、
あるいは、毛母細胞のシステムが狂いメラニン色素を受け入れず黒色に染めることができなかった時にできるとされています。
毛髪は、髪の毛が作り出される過程で色素の合成が行われるので、一度黒髪として伸びてきた髪の毛の色が抜け白髪になることはありません。しかし、何らかの理由で突然色素の合成がされなくなると、途中から白髪になることはあるみたいですね。
毛母細胞とメラノサイトの働きが正常な状態は「成長期」といい、だいたい2~7年くらいが成長期になります。そのあとは「退行期」と呼ばれる時期になり(約2~3週間)、髪の毛が抜け落ちる「休止期」になります。(約3~4ケ月)、
これが髪の毛のワンサイクルとし、成長から休止までをくりかえします。
そもそも白髪の原因は
個人差はあるものの、白髪は30代頃から出てくると言われています。アラサーの私は出はじめの時期ですね。個人差があるので10代や20代から出始める若白髪の人もいます。女性は初潮、出産、閉経といったホルモンバランスが崩れる時期に影響を受けやすく、白髪になりやすかったりすると言われています。
白髪は遺伝的な要因、生活要因、加齢などさまざまな原因が関係すると言われますが、遺伝的な要因の解明はまだ謎な部分が多いみたいですね。
予防と対策
良質な睡眠
生活的な要因では睡眠時間もそのうちのひとつです。寝ている間に分泌されるという成長ホルモンは、幹細胞に影響するといわれています。美しい黒髪の成長のためには、規則正しい充分な睡眠で成長ホルモンの分泌を促すことが大切ですね。特に22時~2時までの間がもっとも成長ホルモンが出やすいので、寝る時間も少し意識するといいですね。
食生活の改善
栄養不足や活性酸素、血行不良は髪の成長に影響を与えます。
白髪、老化の予防にはトマトやキウイフルーツなどの抗酸化作用のあるものを食べることも心がけましょう。細胞が活発に働くためにはミネラル、アミノ酸といった栄養素も一緒に取るといいですね。食生活の改善も白髪予防、また薄毛予防にもなりますね。
禁煙、ストレスをためない
タバコの吸い過ぎやストレスも白髪が増えてしまう原因の一つになります。白髪は実年齢よりも老けて見られてしまいます。生活習慣を見直し、増やさないように心がけましょう。
最後に
白髪対策としては染めたり抜いたりもありますが、まだ目立たない内から生活習慣の見直しで予防対策をとるといいですね。